2023年度 ツルギフォトニクス財団 事業計画
概要
本年度は財団設立9年目になるが、引き続き半導体レーザの研究支援を続けてゆく。
本年度はコロナの終息、5類への移行等で、各種の研究会、国内、国際会議も対面を主としたハイブリッド開催が予想される。
会議、研究会助成については、OPIC@横浜、MOC@宮崎、IEEE
CPMT@京都への助成を予定しているが、そのほかの国内の各種研究会、国際会議への助成も適宜行ってゆく。
大学研究機関への研究助成は引き続き継続するとともに、これまでの研究調査を通じて今後の基盤技術の強化に関連する新たな案件の選定も進めてゆく。
フォーラム活動については、電子情報通信学会・PDW研究会への参画、助成を行い、先々財団が主催する“半導体レーザフォーラム”開催に向けた基盤作りを行う。
これらの活動により、半導体レーザの研究の活性化と技術レベルの底上げ、そして、 日本のレーザ関連を推進している方々とのコミュニケーションを図り、連携できる場の提供を通じて、半導体レーザ技術の発展に貢献していきたい。
2023年度の事業計画
(1)
研究助成、技術支援
テーマに関しては一昨年の研究助成テーマの継続と共に、研究調査を通じて更なる半導体レーザの基盤技術の強化に関連するテーマへの研究助成も検討する。
(2) 国内開催の国際会議、国内学会、及び研究会への助成及び運営支援
研究選定委員会にて選定し、理事会で承認された下記の国際会議、研究会等への 助成を行う。
・4月 OPIC@パシフィコ横浜への参加、国際会議助成
・9月 MOC@シーガイヤ宮崎への参加、国際会議助成
・11月 IEEE CPMT@立命館鈴鹿キャンパス・京都への
参加、国際会議助成
・12月 電子情報通信学会PDW研究会@機械振興会館へ
参加、研究会助成
(これはフォーラム事業の一環で行う)
尚、そのほかの小規模国際会議、研究会(LQE, OPE等)に
ついては、適宜弾力的に
検討して助成を行なう。
(3) 調査研究事業
助成を決定した国際会議、並びに調査研究を予定している下記の国際会議、研究会へ出張し調査研究を行なう。定期的に行われるモビリティフォトニクス研究会への参加を行なう。下記以外も適宜調査研究のため、国内出張、海外出張を行なう。
出張予定の案件は以下の通り。
・2023年4月 OPIC 2022@パシフィコ横浜
・2023年5月 伊賀先生・文化功労者講演会
@東工大・大岡山
光協会・モビリティフォトニクス
@東工大・大岡山
電子情報通信学会LQE研究会
@琵琶湖コンファレンスセンター
・2023年6月 微小光学研究会167回@横浜国大
・2023年7月 光協会・モビリティフォトニクス
@東工大・大岡山
・2023年8月 微小光学セミナー
光通信研究会@オンライン
・2023年9月 MOC2023@シーガイヤ宮崎
電子情報通信学会 全国大会@名古屋大学
・2023年10月 光協会・モビリティフォトニクス
微小光学研究会168回@東工大・大岡山
・2023年11月 IEEE
CPMT@立命館大学・鈴鹿キャンパス
・2023年12月 電子情報通信学会PDW研究会@機械振興会館
微小光学合宿研究会、委員会
・2024年1月 光協会・モビリティフォトニクス
・2024年3月 OFC2023@米国・サンディエゴ(対面)
光協会・モビリティフォトニクス
電子情報通信学会 全国大会@広島大学
応用物理学会 全国大会@東京都市大
(4)上記(1)~(3)の事業活動から得られた報告、情報
及び知見を共有し議論できるフォーラムを主催する。
今年度は12月の電子情報通信学会PDW研究会への参画と
助成もフォーラム活動とするとともに、
今後、フォーラム活動で得られたテーマ、及び研究助成を
行った研究機関からの報告を行う財団主催の
“半導体レーザフォーラム”の開催にむけた準備を行う。
(5) 半導体レーザ技術等の研究コンサルタント事業
適宜検討
(6)その他当法人の目的を達成するために必要な事業
適宜検討