2019年度 ツルギフォトニクス財団 事業計画
概要
財団設立4年を経て、本年度は5年目になります、本年度も財団として半導体レーザの研究支援を続けてゆきます。
本年度は昨年から開始した大学研究機機関への研究助成を継続するとともに、引き続きこれまでの研究調査を通じて今後の基盤技術の強化に関連する新たな案件の選定も進めてゆきます。
会議、研究会助成については、本年はOPIE2018@横浜、CSW2019@奈良、OECC2019@博多、SSDM2019@名古屋、MOC2019@富山への助成を進めると共に、国内の各種研究会への助成を 積極的に行ってゆきます。
フォーラム活動については、その活動をISLC国際会議、プログラム委員会への参加・会議助成、国内でのISLC関連の研究会、及びLIDER関連の研究会への参加・会議助成と定義し、先々財団が主催する“半導体レーザフォーラム”開催に向け準備を行ってゆきます。
これらの活動により、半導体レーザの研究の活性化と技術レベルの底上げ、そして、 日本のレーザ関連を推進している方々とのコミュニケーションを図り、連携できる場の提供を通じて、半導体レーザ技術の発展に貢献してゆきます。
2019年度の事業計画
下記案件に対して対応してゆきます。
(1) 研究助成、技術支援
昨年度に引き続き、3件程度の研究助成を行う。テーマに関しては昨年度の研究助成テーマの継続の可否を判断すると共に、研究調査を通じて更なる半導体レーザの基盤技術の強化に関連するテーマへの研究助成も検討してゆきます。
(2) 国内開催の国際会議、国内学会及び研究会への助成及び運営支援
研究選定委員会にて選定し、理事会で承認された下記の国際会議、研究会等への助成を行ってゆきます。
・4月 横浜開催 OPIC2019
・5月 奈良開催 CSW2019
・7月 博多開催 OECC2019
・9月 名古屋開催 SSDM2019
・11月富山開催 MOC2019
尚、年度中に開催が決まる小規模の国際会議、研究会(LQE, OPE等)については、適宜判断の上、同様の助成を行いたく、別途、選定委員会、理事会審議を経て進めてゆきます。
(3) 調査研究事業
助成を決定した国際会議、並びに調査研究を予定している下記の国際会議、研究会へ出張し、調査研究を行います。下記以外も適宜調査研究のため国内出張、海外出張を行います。
現状での調査研究で出張予定の案件は以下の通り。
・2019年4月 OPIC 2019@横浜みなとみらい
エイトラムダフォーラム@本郷
・2019年5月 電子情報通信学会LQE@神谷町
MOC研究会@西早稲田・早大
モビリティフォトニクス@大岡山・東工大
(*フォーラム活動)
CSW 2019@奈良
電子情報通信学会LQE@琵琶湖
・2019年6月 MOC研究会@西早稲田・早大
電子情報通信学会PICS@西早稲田・早大
・2019年7月 OECC 2019@博多
モビリティフォトニクス(*フォーラム活動)
エイトラムダフォーラム@本郷
・2019年8月 電子情報通信学会LQE@東北大
MOC合宿委員会
・2019年9月 SSDM2019@名古屋
電子情報通信学会 全国大会@大阪大学
応用物理学会 全国大会@北海道大学
・2019年10月 モビリティフォトニクス(*フォーラム活動)
エイトラムダフォーラム@本郷
電子情報通信学会LQE/OPE@鹿児島
・2019年11月 MOC2019@富山
電子情報通信学会LQE
MOC合宿委員会
・2019年12月 電子情報通信学会LQE/OPE@早稲田大学
(*フォーラム活動)
MOC@大阪
モビリティフォトニクス(*フォーラム活動)
エイトラムダフォーラム@本郷
・2020年 2月 電子情報通信学会OPE@福岡
・2020年 3月 OFC2019@米国・サンディエゴ
電子情報通信学会全国大会
応用物理学会全国大会
また定期的に行われる光無線給電研究会への参加も行います。
(4)上記(1)~(3)の事業活動から得られた報告、情報及び知見を共有し議論できるフォーラムを主催してゆきます。。
今年度は
・2019年12月
電子情報通信学会LQE/OPE/Si-P/ISLC
合同研究会@早稲田大学
・2019年4,7,10,12月
モビリティフォトニクス研究会
への参画をフォーラム活動とし、今後はフォーラム活動で得られたテーマについての議論、及び、研究助成を行った研究機関からの報告を行う財団主催の“半導体レーザフォーラム”の開催にむけた準備を行ってゆきます。(年次開催か数年おきの開催かは今後議論してゆきます。)
(5) 半導体レーザ技術等の研究コンサルタント事業
適宜検討
(6)その他当法人の目的を達成するために必要な事業
適宜検討
以上